『広韻』(『大宋重修広韻』)の206韻の分類は詳細すぎて作詩の実用に適さないと考えられ,通用する韻を同韻としてまとめて107韻とした韻書が南宋期に刊行された。この韻書の音韻体系を「平水韻」と呼ぶ(「平水」はこの韻書の刊行地)。 元になって,さらに2韻が合併されて106韻となって定着した(この音韻体系も「平水韻」と呼ばれる)。 「平水韻」は,現代まで作詩の基準となっている。
文字の古義を知る重要文献。
唐代,「五経」の定本と詳細な注釈が完成した。
『論語』には「詩」に言及した章が多い。
唐代,経典の文字を「正体」に統一する事業が何度かおこなわれた。
『説文解字』の叙が,始皇帝による文字の統一に触れている。
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